Collar×Malice(カラーマリス) ゼロ・アドニスの考察

Collar×Malice(カラーマリス) 
ゼロ・アドニスへの感想と考察

か、カラーマリスの…………FDが出てしまう………いや、待ってた……待ってました………めっちゃうれしい!うれしい!!うれしい!!!
いや~~~~~でももうちょっと心の準備させて~~~!?3ヶ月とか、すぐだから~~~~~~~~!!!!!!

と、いうことで(???)
FD出るまでにまとめたいと思っていたアドニス・ゼロについて慌ててまとめます……
いや…あの考察とかそんな大したやつではないのですが、
FDに向けての既出情報まとめてアップしとこうかなぁ~つうやつです。
最後に予想というか、ゼロの思考(ここがイチバン難しかったんです、、私的に)を考察しておりますのでご注意を。

考えたところでこれが正しいとは思いませんし、
いろんな方のいろんな解釈も、「すごくわかる…」って思ってますので、お気軽に(???)
FD出て的はずれだったら恥ずかしいのでそっと消します笑
それもまた一興ですね。


注!!!!!この先、ゼロは【名前】呼びになりますし
スクショめっちゃ上がってます。
居ないと思いますが、ゼロの正体を知りたくない人は絶対に見ないでください。
同じくアドニスのキャラや事件の話もしているのでお気を付けください。
また個人の見解で、しかもほんと拙い考えなんで、、、ご了承ください。


                          


既出情報まとめ・時系列方式
まずは、情報を整理しようと思って…まとめたんですが…間違っていたらごめんなさい…
なんというかカラマリって各√で出てくる情報がバラバラで、最後にまとまる~ってとこが非常に面白いとこだと思うんですが
こう、一人の人間に焦点を当てようと思うとすごく大変!笑
とはいっても、ほぼほぼ白石・柳√とCriminalで得た情報です。
年齢に関しましては、冴木さんの戸籍から逆算していますが、
ゆづるさんの本当の年齢は不明なままなんですよね…

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主に冴木さんに焦点を当てています

これまとめるにあたって警察学校の事も調べたんですけど、
ウワ~~~~~ちゃんと計算されてる~~~~~~~~~ってめっちゃ感動しました…
2年前の事件が何月か・警察学校の入校時期がわかれば、配属時期も確定しそうですね…
当たり前なのかもしれませんが矛盾ないの気持ちいい…


ゼロ(ゆづる)と御國れいについて
アドニスを語るにおいて、カラマリを語るにおいて、
この二人の関係性は…捨て置けないですよね…
御國の事はまあなんとなくわかるんですけど、
やっぱりゆづるの事は難しいですよね~~~~~~~

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なんというか、対照的です。

こうしてまとめてみると、ゆづるはただひたすら御國を利用しようとしていた、
とも思えますが。。どうなんでしょうね。。
市香ちゃんが言っていた、この言葉がどうにも引っかかって。
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ホント難しい~~~~~
例えば、ゆづるは本当は御國に理解者になってほしかった願望があったとか
利用していても、どこか期待みたいなものがあったとか
読み替えるのは簡単なんですけど、ことはそう単純じゃないと思うんですよね。。
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もとより自分への理解望んでないし…

でもきっと、ゆづるにとっても御國にとっても
お互いの存在と10年前の約束が二人にとって大事なものなのはわかりました…
二人が出会っていなければ、こういう思想にたどり着か無かったよね。
それが同じ気持ちでないとしても…(語彙力)


ゆづるという人物について
ここが一番書きたいところでした。
まずは【ゆづる】について。
彼は、自身を「何者でもない」「自分の感情がない」「他人の哀しみを体現する器」
と証していましたが、
そんな彼にとって、揺るぎ無い、彼自身の感情というものがありました。

それが、
「他人の哀しみに共感して苦しい、ツラい、なぜみんなは平気なのか」
という感情です。
これが唯一、彼に与えられた、彼自身の感情です。
もちろんその一つ一つの「哀しみ」自体は自身の感情ではないのですが…。
「他者の哀しみに共感して苦しんでいるのは自分だけかもしれない
=自分は他人の哀しみを体現するために生まれてきた」
と、ここではじめて自分の存在意義に気付きます。

おそらくですが、当初の彼は、「自分がすべての哀しみを受け入れて、そして消す」
との言葉通り、哀しみを一身に背負って、自分が死ぬ(殺される)ことで、
すべての哀しみを無に帰そうとしていたのだと思います。

そしてその考えの元アドニスを立ち上げ計画をしたものの、
当初の予定とはすこしずつ歯車がくるってきた。
それは、2年前の事件は予想よりも早く、恐怖や脅威が風化してしまった事
そして、X-day事件で生まれた哀しみに、ゆづる自身が耐え切れなかった事。

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工作員であった彼の話からすると、6月は当初2名をターゲットにしていた。
しかし、ゼロが「哀しみが足りない」との理由(だいぶ簡潔ですが)で、クラス全員を標的に変えた。
このころから少しずつ、計画が狂ってきていました。

ここで気になるのが、ゆづるはどこまで、御國を「利用しよう」としていたのか。
当初から、計画を途中で変更する予定だったのか。
これは完全なる予想ですが、本来ならもう少しうまく、立ち回る予定だったのではないかと思います。
それこそ、御國の望む言葉を紡いで、同じ方向を向いているように最後まで思わせておくこともできたのではないかと。

ただ、哀しみがいわばキャパオーバーしてしまい、
自分以外の、哀しみに寄り添い、強者に立ち向かえるものを探そうと、実験を始めたのではないでしょうか。
本当に悲しいのが、彼自身の感情として享受していたのが、「哀しみ抱えすぎてツライ(雑)」だったんですけど、
それが報われる瞬間が彼にとっての幸せだったのかなあと思うと胸が張り裂けそうです。

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これはまぎれもない、彼自身の感情でした

本当にただの器だったら、こんなふうに思わないよね。
終わるときにそれに気づくなんて、なんてなんて切ない。


冴木と星野市香について
もう一つ、彼を語るうえで大切なのは、彼自身は自分の存在をなんら特別視していないことです。
「他人の哀しみを体現する器」であることを天啓のように思っているものの、
哀しみの無い世界を実現するのは自分でなくていいと思っていますし、
自分が達成できなくても、第二、第三の人物が立ち上がると信じています。
それを繰り返して、目指す世界にたどり着けると。

そして自分の意思を受け継ぐものが、市香ならばよいとおもっていました。
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そう、この人「自分が無い」という割に結構…あるんですよ…
これは、もう、市香と出会ったからっていうことにしていいですか!?
もうなんか今まで客観的になるべく書こうとしてたんですけど
もういっぱいいっぱいですよ!!
というか公式から供給があるんだからもうおとなしく待ってればいいのにって自分でも思います!

ゆづるの人生において、
他人は「哀しみ」を与えてくる弱者
もしくは「哀しみ」を生み出す強者
しか居なかったと思うんですよね…。

しかし、市香と出会って、彼女はまだ「染まっていない純粋な人間」であり「普通の人間」である。
ただし、「理不尽な悪意に立ち向かう覚悟」も備わっているように思えた。
そんな彼女が、実際に悪意にさらされたとき、どういう行動をとるのか。
彼が思い描く理想の未来の「希望」のような存在だったんだと思います。
それが、初めてみつけた小さな小さな希望で、初めて自分で感じた期待であれば
あそこまで市香ちゃんに執着するのもわかる気がするんですよね…。

彼が望んでいた星野市香の最終的な姿は、弱者の痛みを理解し、正しい心のまま悪意に立ち向かえる人間
であるのですが、それって自我を無くした人間と=では無いですよね…?

白石BADENDやゼロENDの市香ちゃん(ここはちょっと微妙ですが)
は自我を無くした人間として捉えられると思いますが、
それが、ゆづるの望んでいた、市香ちゃんの姿なのかは疑問です…。
ちがうんじゃないかな。考察ってなんだよって発言でごめんなさい笑


だからどういうことだってばよ
わたしもわかりません…もう限界です…
そもそも自分が自我バッチリな人間なんで、
ゆづるの事はマジで理解できないし理解しようとしちゃいけないのかもしれない…

そんな中、彼が哀しみを無くしたいと言っていた姿は偽りじゃない、と彼を理解しようと
奔走した星野市香サンには惜しみない拍手を送りたい…

市香さんの同期だった冴木くんは、嘘だったかもしれませんが、
市香さんと出会って、ゆづるに与えた影響は決してゼロじゃないとまとめてわかりました。
まとめる前から分かりきってたことがわかりました。悲しい。笑

とりあえず、今わかる情報はまとめたので
あとはFDやったらまた噛み砕きたいと思います。。。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

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この演出マジで鳥肌だった~


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